2006年04月16日

せどり

先日、久しぶりに古本屋チェーンの「ブックオフ」に行ったら、携帯片手に何やら忙しく動き回っている人が。「何をしているんだろうと?」と思ったとき、数カ月前にも、違う店舗で似たような経験をした記憶が甦った。そのときは、何か頼まれたものの確認で写メ(写真付きメール)しているのかな? などと思ったんだけど、今回も前回も、あまりにもそのスピードが速過ぎる。写メではなく、あきらかに本をチェックしているような作業にしか見えない。一体、何をしているんだろう?

店の人では絶対にないし、気になる! 声を掛けて聞いてみたい!! そんな衝動に駆られたけれど、その人は声を掛けにくいオーラを発していて......(^^;。

「一体、何だったんだろう?」という考えがグルグル渦巻いていたものの、いつの間にか、そのことをすっかり忘れてしまった。ところが、つい先日、それが何かやっと判明! 胸のつかえが取れました。

なぜ分かったのかというと、同じような姿の人をニュース番組の特集で見かけたから。携帯に本のISBNコード(書籍の裏表紙にある識別番号)を打ち込み、市場での流通価格を調べていたんです。ニュース番組の特集では、取材対象者の1人であるその人を、"せどらー"と表現。なんでも、古本の転売をすることを"せどり"と言い、「せどりをする人」="せどらー"なんだそうな。古本屋で安く売られているプレミア本を見つけ、それをYahoo!オークションなどのオークションや、オンラインストアのアマゾンに出品して利益を得るんだとか。特に「ブックオフ」は、プレミア本でも100円といった安い価格で売っているので、非常にありがたい存在らしい。

さて、この"せどり"、星の数より多い、おびただしい数の本の相場を知らなければならないため、素人がいきなり参加しても、かなりの勉強が必要なのでは? と思ったら、懇切丁寧なマニュアル本をはじめ、しっかりとしたサポートを提供している会社があるのだとか。その上、本の相場を簡単に調べられる携帯ソフトまで開発し、誰でも簡単に始められるのだという。

自分が気になった携帯片手に云々は、実はこのソフトを使って調べていたらしい。なんでも、本のISBNコードを入力するだけで、アマゾンのマーケットプレイスとヤフーオークションでのその本の状況が瞬時に分かるのだとか。単価の安い本だけでなく、CD・DVD・ビデオ・ゲームにも対応しているので、かなりの収入が期待できるんだそう。中には会社を辞めて、この"せどり"を本業にしてしまった人もいるというから、なかなか侮れないものですね。
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